Sweet Sixteen ----★
…辛かった。でも最高に良い映画でした。あまりオススメはしにくいですが…
イギリスの労働者階級映画はほんとイギリスは多くて、それだけ強く訴えている厳しい現実批判だろうに未だになにも解決されていないのではとか思ってしまう。上流階級を批判した映画ってわけじゃなくて。上流階級がどうのとかじゃなくて、ただ幸せになるために頑張っていただけなんだよねリアム…
リアム15歳。刑務所に服役中のリアムの母、シングルマザーのお姉さん、可愛い甥ッ子、親友のピンボール(あだ名)、 最低の父、最低のじじい…
ああもどかしい。リアムは端から見ればただの不良なんだろうなあ。 でもこんなにも純粋で一途で優しい。私はもう親友ピンボールが好きで好きでたまらなかった。明るくて、いつもリアムの味方でピンボールにとってはリアムは家族同然で。でもそんな明るさに傷ついた心を隠し通してた ピンボールの気持ちが痛々しくて、本当に分かるんだー、辛いんだーっ! ピンボールの行動は馬鹿げてて子供じみてて、でも、そんなピンボールが愛しい。ハリポタのロンに似てる・・・・すげー似てる…と思った。笑い方とかとても好きでした。ずぶぬれになって情けなーくなっちゃってるとことか可愛いかった(笑)。ああ、でももう…ナイフを突きつけたあのシーン。辛い。一本調子で、さっさとリアムにナイフ渡して刺せば?みたいな…あの自暴自棄ぶりがすごいすっごい辛かった。まだ泣き喚いてリアムを非難してくれればよかった。なのにもう自分を止められなくなった感じがひたすら悲しかった。友達ばかり選ばれる。親友だけど、でも。そういう葛藤に苦しんで、自分を傷つけるしかないなんて。
そんでまた、リアムはピンボールには自分しかいないんだ、兄弟同然なんだ、ってわかってるってとこが…。 分かってるのさそんな親友を…!いい奴すぎる。リアム。 リアムもピンボールも本当に愛しい人。きっと誰もが観たら思うよ。なのに、こんなに愛されるべき人がなんでこんなにも救われないんだ?!やるせない、それしかない。