オズ ----★
「オズの魔法使い」の続編という設定の映画。子どもの頃に見た思い出の映画です。私はオリジナルの「オズの魔法使い」よりずっとずっとこればっかり観ていました(あっちも大好きだけど!モノクロとカラーの使い方とか、あとライオンさん最高)もう、素敵。暗さが。今思うととてもリアルで怖い「続き方」なんだな…。でも夢がある。子どもの頃に見てよかった。登場人物の行動を事細かに覚えています。まるで私がそこにいたかのように、匂いすら思い出せそうなくらい肌触りを感じる映画でした。
精神病院こわい。味気ない天井を見つめるのも覚えてる。カーテンの後ろに隠れるとか。大人の影に怯えるとか。会話できる鳥。しゃべる岩。ガタガタのレンガ道を歩く音。キラキラの赤い靴。足がローラースケート(これトラウマってくらい怖かった)。サンドイッチの木(心の底から憧れたー!)かぼちゃ頭(大好き…!!)ロボット(名前忘れ。あのくもの巣のからんだネジの感触が。足音が)。首だらけの部屋。鍵を盗んで首の戸を開ける音。魔法の粉で蘇る剥製。空を飛ぶ。岩の王様。陶器コレクション。その中の、エメラルドグリーン…。スケアクロウはまるで恋人みたい。ああ、もう一度みたい。DVDが出たら一生大切にする。続編モノって駄作っていうイメージがあるんですけどね…。アメリカ映画というだけでちょっと下に見られがちなこの頃だと思うんですが、やっぱり埋もれてる名作は絶対どこの国にもあるな。いや世間の見方は分からないけど私のツボにつきささるものは絶対ある。やっぱり子どもの頃見ていたものってなんてセンス良いんだろうと思えて仕方ない。