リトルダンサー ----★
あらゆる面でわたしのツボをついた映画でした。ダンス!音楽!イギリス!田舎!レンガの家々!北イングランド訛り!いやぁ田舎っぺっていうのがいい。日本でいうと東北ナマリの激しい少年が東京に上京するって感じですか(違)。まぁ話はフツウのサクセスストーリーで、読めます。王道は苦手だけど、そういう感情を起こさせないセンスの効いた映画だと思いました。何より最大のこの映画の魅力は、ダンスだよなー!ほんとに情熱が伝わってきて良かった!バレエとはいってもビリーの踊るダンスはクラシックバレエとはちょっと違う。でもああいう創作まじりダンスは観ててワクワクします。タップダンスがかっこいい!音楽もまたカッコイイ!クラシックだけじゃなくてT-Rexを始めとする70年代のロックがばんばんなります。映像と音楽がひとつになった映画は弱いのだ。
ストーリーが王道なのに乾いた印象なのがこの監督のセンスなんだろうな。ビリーのサバサバした性格は本当に憧れます。老若男女から好かれてるだろうなあ。彼のおかげで映画全体がくどすぎず、落ち着いていて、でも内面では激しいものが湧き上がっている、てのがよくわかりました。もう心の中でくやしくて踊りまくるシーン、ここ本当に何十回見ても飽きません。この体当たりダンスが最高に好きだ!ダンスのシーンはどれも好きです。先生とボールで踊るシーンも、お父さんの前で踊るシーンも、オーディションも。
あと可笑しいのはマイケル関連ですね。あの子は本当に面白いです。ボーイッシュな女の子みたいで。すごく友達になりたい…
そして泣けました。最後の、お兄ちゃんの「I miss you!」のセリフが。あとやっぱりお父さんね。この映画は。ゲアリー・ルイスのファンになりました。