子猫をお願い ----■
もう2、3回レンタルしてきては見ずに返却日到来を繰り返し…。やっと見た。やっぱりすごいよかった…。繊細な描写が素敵すぎて、ほんと凹みました。韓国映画って物悲しい感じがほんとによく出てるものが多い気がして、レンタル屋の大半を占拠してる韓国ドラマとの温度差が不思議でならない。
寂しくなる映画は、年々苦手になってってます。昔は寂しさの共感も快感だったし、そういうミニシアターを見たことが単に嬉しかったのだが、今は単にその寂しさを共感することが辛くなってきて…笑 年取ったなぁと思う瞬間である
だからこの映画を見ながら「あ〜、寂しくなる、、辛いなぁ…もうそういうのはちょっとなぁ」と思っていたんだけど、「でも寂しいから『ダメ』だろうか」と考えたら、非の打ちどころがなかった。

うーん私の書き方だと、悲しくて寂しくて辛い映画って印象受けますね、そういうわけでは…!感情がとても現実的で、それが寂しいものだからなのですが、だからといって演出や映画の展開がやりすぎではないし狙った感じもしない、とても純粋に受け取れる寂しさなのです。

離れたところで暮らす「あの頃親友だった子」は、どうしたってやっぱりそこでの暮らしがメインステージであって、メインステージで関わってる人たちがメインなんだ…という描写が本当にリアルで、共感した。過去のものは本当に過去のものになっていってしまう。同じ空間を共有できないと、やっぱりズレができてきて、昔には戻れないんだ。でも携帯電話があるせいで「繋がってる」と勘違いしてしまうんだと思う。…というかメインの生活が楽しければ、そりゃ過去のものは過去のものになるもんな。
映画の子達も全員携帯電話を持って、離れててもつながってるように見えるけど、私も常々思うんだけどケータイでは繋がれない。特にメールだけでは。会って話さないとダメなんだなと思う。メールだけしていると、「この人こんな子だったっけ…」と疑問が浮かんできたり、きっと私もそう思われているんだろうなー

私はひねくれてるので、雰囲気のある映画を見ると「これは『雰囲気のある映画が好きな人をターゲットにした映画』だろうか、純粋な思いで作った映画だろうか」とついつい考えてしまうんですが(すぐそう思うくせにすぐ判断できるセンスはない私)、映画の中で、辛さにぽろっと泣き出す子が一人もいなくて、すごくそこが好きでした…。泣いたっていいんですけど、泣く場面というのは難しいと思うんですよ、本来涙なんてそうそうぽろっと出るものではないですからね。大人なら。だからぽろっとすぐ泣く映画やらを見ると、もうその時点で感情移入ができなくなるのでした。泣いてる自分に酔ってるんじゃねぇの、とかすぐ思っちゃうので(酷