母なる証明 ----★
主人公の息子役で出てるのがウォンビンで、名前はなんか耳にした事があったんですが私はこれが初ウォンビンでした。
韓流スター☆として人気で、サワァア〜キラキラッ☆★な甘い笑顔で甘ったるいドラマにイケメン臭ムンムンで出ている、という何の知識もないくせにこういう思い込みがあるんですが、そういうイメージでウォンビンの大ファンやっている方々は、この「母なる証明」も観るのだろうか?と思ってしまいました。ウォンビンの映画なら全部見るのかな。それとも、イケメンキャラじゃない映画とかは眼中にないのでしょうか。
この映画のウォンビン、すっごい良かったです。上手かった…。イケメンキャラどころか、ちょっと知能おくれの純粋な問題児だったんだけどファンはこれでも受け入れるのだろうか…。そして甘甘でキラキラなドラマを求めているファンがこの映画を観て大丈夫なんだろうか…。なんで私そんな心配してるんだどうでもよくね…?とにかく、あのぽやっとした表情が上手いなぁ〜というのと、何より殺害してしまった直後の動きがすげぇ… 監督さんの指示もあるだろうけど、すげぇ・・・と思いました。
結構痛い場面が出てきますが、何より心が痛いです。見終わったあと「うわぁあ…」とうなります。キム・ヘジャさんの、不思議なほど親戚にいそうなお母さんぽさがリアルで、だから余計心が痛いです。それは、一番最初に野原をフラフラと歩いてくるだけの場面でも感じました。お母さんが野原をフラフラ歩いてる所なんて見た事ないのに、何だか親近感を持ってしまってビクビクしてしまう感じは何なんだろ…。あの場面、物語も何も始まっていないのに、すでに嫌な予感満載でした。
でも痛々しいのに、所々ふっと笑えるユーモアがあるのが監督の持ち味なんだろうな。シリアス映画でもユーモアがあるというのに弱いのだった。