フラットライナーズ ----★
かなり昔に見た映画ですが、あまりいい評判も聞かないような気もする?映画ですが、私はこれを観た時から今までこの映画のことを忘れる事は出来ないでいました。まぁ子どもの頃みたものってずっと残りますしね。
医学生が臨死体験を実験的に行うというとんでもねー話。そしてその臨死体験とはよく知られてるような川もなければ花畑もなく、気持ちよいものでは全くない、というのが前提。実験で死ぬ間際までいくってのが怖いな。子供心にかなり恐怖を覚えました。そしてこの映画での臨死体験は過去の罪の意識を蘇らせるもので、実験をした学生はそれぞれの過去の罪に直面してしまいます。昔いじめた女の子や男の子が幻影となって復讐しにきたり、父に対する罪悪感で父の幻影を見たり、女性の…これはかなりどうでもいいと思ったけど(笑)。キャストがジュリア・ロバーツ ケビン・ベーコン キーファー・サザーランドとか豪華。でもこの映画のせいでキーファー・サザーランド苦手になりました。だってこの人にちっとも同情できないんだもん…。お前が悪い!とか思っちまう。彼は過去にいじめの最中に死んでしまった少年の復讐に遭うのですが、私はだんぜんその少年を応援していました(笑)。この子がさぁ…すごい好きなんですよ!かなり悪魔!「アーッハッハッハ」とか笑いながら懲らしめてくるんですよ。そして赤いパーカー着てるんですよ。フード被ってるんですよ。かなり高ポイントでしょ(私の中で)。キーファーサザーランドは赤パーカー恐怖症でした(笑)
大人になってから見たら昔とまた印象が変わって、そして自分の心にズドンと入り込んできました。死後の世界はこの世に生きている限り個人で想像する以外なんの確信もない世界ですが、私はこの映画はすごく真実に近いものを描いてると思うんです。ただ、これを観た人は「死後の世界って罪悪感に苛まれるような辛い世界」だと思ってしまうんじゃないかとも思うけど…。ここでの臨死体験はまるで夢のようです。夢を見てるような場面の展開。私もずっとこんなイメージだったので、映画みた時これだーとか思いました。この映画のテーマは償う事とか、許す事とか、思い出すこととかだと思うんですが、それを死や死後に関係させて見せる感じがとても惹かれます。考えさせてくれます。ケビン・ベーコンの罪の償いの所が印象的でした。アメリカ映画のくせに(酷)とても拍子抜けしたような気が。ドラマティックな感動シーンはやってこなかった。それがとてもリアルで、一度ついた傷は消えないとも言ってるようでした。泣いて抱き合えば許されるなんて甘いんだ。作った罪は一生忘れてはいけないと思う。人間ってもがきながら生きてる感じがします。