ぼくの好きな先生 ----★
フランスの田舎の小学校のドキュメンタリー。素晴らしい。ドキュメンタリーだからストーリーはない。淡々としまくっている。なのに、見ながら久しぶりに涙がでちゃった映画でした。泣ける映画で泣けても涙はあんまし出ないのに。
ロペス先生と、13人の生徒たち。1人1人がものすごく魅力的でした。今の日本の幼稚園、小学校がどんなか知らないけど、日本には子どもとこうやって対面する先生はいるのかしらと思う。私はあんまり、子どもだからといって高い声だしてあやすようにしゃべりかけるの好きじゃありません。そんな話し方しなくたって日本語通じてるよって思うんです。他人の子ならまだしも自分の子にそういう話しかけ方するのもどうかと思っています。だからロペス先生みたいに、子どもと対等に話し合うというのか、こういう人を見ると嬉しくなっちゃう。そして子どものご機嫌取りもしないんですよね。教育してる。これはその子どもによって、いい教育だったり、「怖い先生!」って思わせちゃったりするんじゃないのかとも思うけど、怖いと思っても絶対少し大人になれば先生と触れ合えた事が宝物になると思います。あとあんな不便そうな田舎に住んでても、子供達が「ここが好き」と声を合わせて言ったのが素敵だなーと思いました。
そして子どもって繊細すぎる。繊細なところは一生変わらないと思うけど大人になれば自分でどうにかできる部分ではあると思うんです。だけど子どもだとそういう自分の弱い心をどうしていいのか分からなかったりして、誰かに言いたくても、誰かが聞いてくれてても言えなかったりして、、、(私はカメラがあるからかな、と思ったけど笑)。ああ、子どもが好き。本当に子どもって素敵。ひたすらそう思えました。
そして、私がこの映画で一番目を輝かせちゃったのが、ジュリアンでした。小学校の年長組の子。この子…サイコー!!!めちゃめちゃ好き…惚れたよ…。すっごくいい子!!算数のできなさすぎっぷりも愛しい。先生には、態度が悪いとか勉強もっとがんばらないとやばいよとか言われちゃってむくれてしまうけど、でも言いわけしないし、そんなこと言われてもきっとロペス先生のこと尊敬してる。サバサバした性格がまたいい。話し方がいい。新入生が「ママに会いたい〜」ってぐずっちゃうとこでのジュリアンなんかもうーーーたまんないー!!子どもが好きなんだろうナァ…!妹にも、オリヴィエにも、新入生にも、牛にだって、すごい優しい世話好きな子なんだとおもう。きっと誰をも憎まない子なんだ…。どんな相手でも気遣ってやれるんだ。ああ、ジュリアンー!オリヴィエも大好き。愛しい。この2人いい友達になるよ…。
最後、夏休みで別れるところが……ああ…!涙がとまりませんでした…。あの先生の顔。音楽がまた良い。