永遠と一日 ----★
アンゲロプロス監督の映画はこれがはじめてで。衝撃でした。確実に私の中の何かが変わった…。死を間近に感じとった老詩人とアルバニア系難民の少年との一日。この方の映画ってなにか魔法がかかっているみたい。美しすぎて何度か一時停止しました(ちゃんと観ろ)。セリフひとつとっても、こんな綺麗な言葉があったのかとも思っちゃいます。好きなセリフは少年の「言葉を買ってこよう 高いかもしれないよ」、老詩人の亡き妻の手紙、少年がつぶやくように歌っていた歌詞が良かった。なんだか感情だけで受け止めてしまった感じで言葉に上手くできません。この映画を評論するならこの映画の政治的背景に対してだけにしかできないと思います。私は政治のことなんて分からないから、ただ流れに身を任せるしか出来ませんけどね。でもそれだけで十分とも思います。あの少年は老人の道案内をしたのかも知れない。だってもうどこに行ったか分からないもの。すてきです、大尊敬してます。アンゲロプロス監督。