アマデウス ----★
モーツァルトをこれで知りましょう。宮廷音楽家サリエリが過去を振り返るストーリー。サリエリが老後精神的におかしくなっちゃったのは史実なんでしょうか。才能があればあるほどモーツァルトの才能がどれほどのものか分かる…だからこそ自分との距離が見えて嫉妬する。何度も書き直して完成できた曲を神に感謝するくらいなのに、モーツァルトは下書きナシで楽譜に音楽を書き写してしまう、修正もなく!そら絶望もします。サリエリの気持ちの方がよくわかります。モーツァルトについて語りだしたら夜も明けちゃうくらいですよ。同時に尊敬の念もあったものだから困ったものです。憎みきれない、サリエリはモーツァルトの音楽の素晴らしさが分かっていたから。
ただモーツァルトの死には謎が残されてて、伝染病ではないか、毒殺ではないか…、殺人だとしたら誰が何のために?サリエリが疑われるのも無理はありません。そういうミステリーにしてもいい所をこの映画はそういうところを上手くかわして終了します。この映画の主人公はモーツァルトの人生なのだ!一般人がモーツァルトを知るにはほんとに上手く出来た映画だなぁと思います。もちろん私もその一般人。当然といったらそうですが劇中のBGMにはモーツァルトの音楽が流れます。その曲のチョイスやら使い方がすごくかっこいいです、監督さんはモーツァルトが好きなんですね。そしてモーツァルトの代表作紹介映画にもちゃんとなってる。
好きなシーンはやはりレクイエムを作る場面です。病床のモーツァルトが口頭で曲を作りサリエリが楽譜に書き写していく…あそこすごい…。誰にも入っていけない空気があります。モーツァルトの体から音楽が湧き出ているのが良く分かる。これが天才か…。モーツァルトは死後共同墓地に葬られますが、このシーンは初めてみた時子供だった私には結構怖かったです。