8月12日


友人と二人で、イスタンブール6日間の旅に行ってきました!

色々あって、団体ツアーではなく完全個人行動プランでした。
ただ私はイギリス旅行の時、到着当日にものすごい不安と恐怖に襲われホテルの部屋からしばらく出られなくなったという程のチキンなので、旅行会社のオプションプランで空港からホテルまでの日本語ガイド付きの送迎を頼んでおきました。ホテルに行くまでの間に、イスタンブールの治安とかの雰囲気を少しでも聞いておこう…。


出発はお昼ごろの成田発トルコ航空(直行便)でした。他国の空港経由なんて選択肢はチキンにはない。
しかし、私を引き止めるかのようにたくさんの入道雲が成田に駆けつけ、気づけば真っ黒雲に横殴りの雨の風景。アッハなにこれ?
そんな豪雨の中でもありえんくらいの水しぶきをあげて離陸していく飛行機。もう飛行機なのか水しぶきのお化けなのかわからんくらいです。そんな状況なのに飛んで行きやがった!!こわっ!こわあああ!!!
もとから飛行機恐怖症なため、恐怖を増幅するのに十分な演出をやってくれました。


しかしこの恐怖と不安がまだ序の口だった事をこの時の私は知らない…。


そういえば、緊急時の救命胴衣のつけ方などの説明動画を目をかっぽじって見てたんですが、NG行動の模範として出演してたのがマンチェスターユナイテッドの面々でした!ルーニーしか分かりませんけど笑。これがめっちゃかわいかった…。トルコなのになんで??ああ、ここに香川も混じってたら… ときめくなぁソレ…
あとどうでもいいですが、CAさんのトルコ訛りの日本語がめちゃ可愛くてモエました。

ところで前回の英国旅行日記で書いたか忘れましたが、私はあの時が自分の英語力がピークだったにも関わらず、ドリンクを頼む際CAさんに「オゥレンジジュゥス」と精一杯のネイティヴ発音で言ったら「?(´ー`)」という顔をされ全く通じず結局指差しジェスチャーで頂いたというトラウマ(もちろん行きの飛行機ですm9(^Д^))があったので、今回は一切オレンジジュースという単語を口にしませんでした。不思議なものですね…普段は思い出しもしないのに、同じ環境に立ったらあの時の悲しく恥ずかしい気持ちが、新鮮に蘇ってくるんだもの。嫌な記憶ほどね…!


そして、日本を飛び立ちました…。雨はいつの間にか止んでいた。(ヨカッターッ (つД`))
積乱雲のたまごがぽこぽこできてる空と眼下の田園風景、絶景だった… 風ノ旅ビト気分でしたよ…

飛行時間は約12時間でしたか… 夕方のアタチュルク空港に到着しました。
もちろん心境は「…生きて到着できた…!!・゚・(つД`)・゚・ 」

ただ、成田を出発する時点で大幅に時間が遅れていたため、覚えてないけどたぶんだいぶ遅れて到着しました。
その上、入国手続きの列がディズニーランド状態!その後はスーツケース待ち!
…そういえば旅行会社の人が「送迎の人はあんまり待たせると帰っちゃうかもしれない」とか言っていたので少し心配になりました。ていうか帰っちゃうって何事wwお前仕事しろww


これが…マジでいなかった…


最初にゲートを出たとき、私たちの旅行会社名の入った紙をぴらっと持ってる人が待合所にいたんだけど、団体ツアーを待ってる人かと思いスルーしてしまったのだ。けど、この人はもう一度見に行ったらすでにいなくなっていた…。待ち合わせの会社名やら名前の書かれたプレートを掲げてる人はいっぱいいるけど、それらしい人が見当たらない…!
友人も「ほんとに帰っちゃったんじゃない?(´Д`;)」というが、いや…まさかほんとにそういうことするの…!?どっかにいるんじゃない?! と、なかなか信じられなかった。
しかし何度ウロウロしても見つからないし、何かチャらい人たちにニヤニヤされるしで、とうとう思い知らされた。


お、おれらここに二人ボッチなんだ(lll゚Д゚)


ああ… 旅行会社に提出した到着予定時刻、飛行機と関係ナシに、遅く設定すればよかったんですね…
でもそんなん…旅行慣れしてないから… 気づかんし…。
飛行機の遅延時間見てくれると思うじゃない普通…。
完全に送迎の人を頼りにしてたから、もうプチパニックに…。

送迎の人に戻ってきてもらうとか… → となると旅行会社に連絡 → ということは電話 → ムリ
市街地行きの空港シャトルバス → バス停が新市街にあるのでムリ (私たちのホテルは旧市街)
電車 → 何やら乗り換えがあるらしい(程度しか調べていない) → 夜だし怖いムリ


ど…  どうしよう…((((;゚Д゚))))


残された手段は、 タクシー しかない…

とりあえず、怪しいタクシーには乗らないように… 
ちゃんとしたタクシーの見分け方とかも本に載ってたし、きっと大丈夫…

…よし…(・∀・;)
とりあえず、タクシー乗り場もどこだか良くわかんないから…誰かに聞こう…
インフォメーションカウンターとかあるだろ普通…


ウロ……( ゚Д゚) ウロウロ……(゚Д゚ )


よく分からん…('д`;)


あそこ?あれなの?もーいいや…カウンター的なところにいる人なら、大丈夫だろ…!

と、よく分からないカウンターに行って、とりあえずお兄さんに「タクシー乗り場はどこですか」と聞きました。
久しぶりに使う英語はものすごくぎこちなかった…。合ってるかどうかも定かではない…

「乗り場はあっちだよ」
という返答だけを期待していたのに、お兄さん、何だか色々聞いてくる。私の英語そんなにわかりませんか…
すると何やらピラっと申込用紙みたいなのを出してきて、名前とか宿泊先のホテルとか聞かれました。
これは一体…?

「で、これだと料金は○○TL(トルコリラ)になるけど、OK?」

え?前払い!?それにちょっと高くない?('∀';)
何かちょっと高級なタクシーを申し込んだ事になっていました…

でも、でもちょっと高いお金払っても、確実に安全な方法でホテルに着けるならこれでもいいんじゃないのか?と思って、そのまま友人にも「いいよね!」と合意してもらって払いました。
ごめんよ…ほんともうオレの不安指数すでにハンパなかったから…


するとお兄さんが誰かに電話をし、しばらくすると別のお兄さんがやってきました。誰?

お兄さん「彼はボクの友達さ」

そういうと、そのお友達さんは私達の荷物を持って行きました。えっ、あ、運転手さんっすか?!まってぇ!
すぐ近くの出口を出ると、そこがタクシー乗り場でした。人に聞かなくてもめっちゃ近くにあったわww
でもお友達さん、タクシー乗り場をスルーしてずんずん進んでいきます。
そして駐車場に入ると、そこには黒のベンツのワゴンがいました。

「え、これ…タクシーなん?!(゚Д゚;)」

車にはタクシーっぽい部品も印字も何もないけど… お友達さんはさっさと荷物を積んでます。
とまどいながらも流されるまま車に乗りこむ私たち…。
すると、お友達さんはその車のトコにいたおっさんに、さっきカウンターで書いた申込書を渡し、去っていってしまいました。
あ…あんた運転手じゃなかったんかい…っ!!


ねぇ… これ、大丈夫だよね…? どこにもタクシーっぽいものないけど…(無線機とか)
でも空港のカウンターで手続きしたんだから、大丈夫だよねぇ…っ?
車は夜のイスタンブールをブンブン飛ばしていきました。綺麗な街明かりを見ながら


ああ… これでどっか知らないトコに連れてかれたら…  詰んだな…   などと思いつつ…



しばらくすると、細くて急勾配の石畳エリアに入っていきました。
もう笑っちゃうくらい狭くて急勾配ですよ…  
私が運転してたら「ここは歩道」と思うようなところに入っていくよおっちゃん

でも、この雰囲気、、 ここがきっと『旧市街』ってやつだな!!
ということは、ちゃんとホテルに向かってるんだな??

大丈夫だよな? なぁ… 大丈夫だよなぁ…っ? (ガンダムW第20話のデュオ風に)




友人 「あっ、ホテルあった!」
黒ベンツが止まると、そこには確かに予約したのと同じ名前のホテルが!!!

着いた・・・・・・・・・・・・・!!!!!


もう、私は子供の頃みた「世界の偉人」みたいな図鑑に載ってた、海の怪物に出くわすことなく大陸に上陸できて心の底から安堵してひざから崩れ落ちてる姿のコロンブスを頭に思い描いてましたよ…


よかった…  よかったぁあ・・・ 。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン



チェックイン予定時間も大幅に過ぎていたけど、大丈夫でした。
受付のお兄さん、応対しながらも視線はずっと壁にかかってるTVのサッカー中継でしたが…。
はぁ、良かったあ…   と、一通り手続きが済んだところで、受付のお兄さんが

「よし。 英語は話せますか?」


ん?…自信はないが… 「少し」と答えると、何やら苦い顔をした。
「とりあえず、説明してみるね」といった感じに、何やら話し始めた。な、なんだなんだ??

よく聞いてると、どうやら私たちが泊まる予定の部屋の水まわりにトラブルがあって、これから修理するから部屋が使えないとのこと。


へっ…?!( ゚д゚)


「修理して、明日からは使えるから、今日は別のホテルに泊まってもらいたいんだ。ここから歩いてすぐの所のホテルに部屋を用意してあるから、今日はそこへ泊まって、明日の朝またこっちのホテルに戻ってきてくれ」


みたいな事を言われました。
一瞬どういうことだとパニくりましたが、でもホテルを手配してくれてるとことか、戻ってくるタイミングや朝食の事とかまで説明してくれて、どうやらしっかり話はついてそうだ。
ほっとしたのもつかの間、今度はホテル移動です…。 お兄さんに連れられて外に出ると、もちろんそこも笑っちゃうくらい急勾配な坂。雨でぬれたら滑って登れなさそうだ…。
しかしお兄さんは2つのスーツケースを持ちながらすたすたとスマートに歩いていっていた。。

坂をのぼっておりた所にあるこじんまりとしたホテルに案内されました。
ちなみにそこでもロビーのTVはサッカー中継でした…

受付のおっちゃんはフレンドリーな方でした。日本が大好き、みたいな事を言ってました。
おっ ウワサの親日トルコ人にさっそく会えたぞ。
イトコが和歌山に住んでるんだよって言ってました(笑) 
へぇそうですかぁニコニコ。しかしなんか手続き長くない?
しばらく待たされたんですが、「よし。これ見てみて!」とおっさんがカウンターのパソコンを見せてきました。

その和歌山に住んでるイトコらしき人のフェイスブックのページでした。


え・・・・っとwww 知らんしその人wwwwww


しかし可愛いおっさんで、すさんでいた心が少し和らぎました…。

そしてやっと、やっと部屋に入れました。
やっと今日の最終目的地に着きました…。手がわなわなと震えていました…
スーツケースを開けてベッドに腰掛け、あとはお風呂はいって寝るだけ、と思ったら、
力が抜けてきました…
海外旅行に慣れてる人なら、これくらい「ちょっとしたトラブル」なのかもしれません。
ですが私は声高に言おう、 チキンなんだ!!!!!!!!!!!!
ほんと…友人と一緒でよかった…
間違って一人旅で来てこんな事態になったら… と思ったらもうぞっとしました。
何とかなってよかった… ああ…よかった…。

すると、ホテルのすぐ近くにあったモスクから、コーランの詠唱みたいな声が聞こえてきました。
なので、多分夜9:30ごろだったのではないでしょうか。毎日そのくらいの時間に聞こえてきました。

ああ、確実に日本じゃない… まだなじみのあるキリスト教圏でもない… 
今まで全く身近になかった、イスラム圏に来たんだな…


そうして、長かった一日が終わりました。


燃え尽きたぜ…  真っ白にな・・・・・・・




※旅行一日目